生の本鮪や漁港直送の新鮮な魚介類を寿司や炭火焼きにして提供する居酒屋。
この店では寿司と炭火焼という2本柱を売りとしているので、オープンキッチンの見せ方においても2つのポジションの職人の
動きをいかに魅力的に見せるかが、この店のインテリアデザインにおいて最重要なポジションにあると考えた。
ハジメではコの字カウンターを中央に配置し、カウンターの目の前に新鮮な魚介類を並べ寿司職人が目の前で寿司を握る。
その裏のガラス張りの焼き場で炭火焼きを行い、2つのポジションの職人を客席から前後レイヤーで見せることでよりLIVE感のある厨房に仕上げた。
また、天井に格子状に組んだ巨大な木梁が厨房をよりステージ感ある場へと変え、職人がより頼もしく見える舞台装置になるようデザインを施した。