入口をセットバックし、外部を内部に引き込むことで生まれた曖昧な内と外の境界線。

そうすることにより春秋は大きなガラスドアを解放することで、街路と繋がる心地いいインテリア空間となっている。

2面ガラス張りのカウンター席は開放感を望むゲストを受け入れ、グリーンの左官壁で区切られた

奥の空間はVIPのように人目につきたくないゲストを受け入れる。その2つの空間を繋ぐ7mのビッグカウンターは

どんなゲストに対してもフラットに接するこのレストランを象徴する存在となっている。

 

また、そのビッグカウンターは昼間のケータリングの仕込みにも重宝する作業台である。

コースのみのディナーと昼間のケータリングという新しいレストランの在り方。

そんなシェフの独特なワークスタイルにとって必要な機能から導かれたオリジナルのカタチがここにはある。